糖質制限を正しく理解して効果的に取り組む

糖質制限を正しく理解して効果的に取り組む

糖質制限を正しく理解して効果的に取り組む

どうも、あけひらです。
昨今のトレーニングブームの影響で大小様々なトレーニングジムが増えました。
なかでも、糖質制限をして短期間で一気にカラダを絞り込むことをコンセプトにしたパーソナルジムが人気のようです。

 

私もかつて糖質制限トレーニングでカラダを絞り込み四ヶ月で14キロ減量した経験がありますので、その経験も踏まえて糖質制限でカラダを絞る際のポイントを書いてみたいと思います。

 

なぜ糖質制限をすると痩せるのか

はじめになぜ糖質を制限することで体重が減少するのかを整理したいと思います。

 

人間の三大栄養素は糖質・脂質・タンパク質ですね。
そのうち、糖質はメインエネルギー・脂質はサブエネルギーを蓄えていると想像してください。
このメインエネルギーを空っぽにして、サブエネルギーとしてカラダに蓄えられている脂肪の分解を促すことを糖質制限は目的としています。

 

少し専門的な話になってしまいますが、糖質制限の目的は「血糖値が急上昇することによるインスリンの過剰分泌を抑えること」にあります。
インスリンは血糖値を下げるホルモンとして知られていますが、同時に脂肪の分解を抑制する働きも備えています。
ですから、インスリンがたくさん出てしまうと、余ったエネルギーをカラダに溜めてしまい、結果として肥満につながります。
このあたりの働きを考慮して、私の糖質制限のやり方は糖質を制限することに加えて一回の食事で摂取する量も制限しました。

 

糖質に限らず食事をすることで血糖値は上がります。
そして空腹時間が長ければ長いほど必要以上に体内の血糖値が下がります。
その状態で食べ物を摂取すると急激に血糖値が上がります。
この急激に上がった血糖値を下げようとインスリンが過剰に分泌されてしまいます。
その結果、脂肪の分解が抑制されてしまうのです。

 

メインエネルギーをゼロにして脂肪をメインで使うようにしてさらにインスリンの分泌を抑制する。
これが糖質制限のメカニズムです。

 

糖質制限後のメンテナンス期間の過ごし方

糖質制限で最も気をつけなければならないのは実践を終えた後です。

 

私の知り合いにいましたが、結婚式に向けて糖質制限後で10キロ近く痩せたもののその後1ヶ月経たずして元に戻ってしまいました。
これはメンテナンス期間の過ごし方が上手くなかったと言えます。

 

私は糖質制限3週間、次の3週間はメンテナンス期間として糖質を1日おにぎり一個分程度摂取し、再度3週間の糖質制限の後、数ヶ月のメンテナンス期間を経験しました。
トータルで半年くらいでしょうか。
この時に担当トレーナーに言われたことを今でも覚えています。
それは糖質制限後のカラダは水を吸っていないスポンジのような状態ということです。
そんな状態で食事を元に戻したらどうなるか。
吸収率が尋常ではないので戻るのは一瞬です。

 

実際に私も最初のメンテナンス期間で失敗しかけたのでよく覚えています。
3週間で5キロ程度絞った後でラーメンを一回食べたら翌日2キロ増え、その2キロを落とすのに2週間かかりました。

 

糖質制限すれば体重は確実に落ちます。
ただし、その後のメンテナンス期間を気をつけて過ごさないとリバウンドするのは一瞬ですのでくれぐれも気をつけてください。

 

作り上げたカラダを維持するために

短期集中でカラダを作る時には食事とトレーニングを組み合わせると思います。
これはどのジムでも共通でしょう。
ただ、痩せるために大切なのはトレーニングではなく食事です。

 

9割が食事と考えていいと思います。
肉体改造期間が過ぎてジムに行かなくなったから太ったのではなく、食事管理が甘くなったから太ったと考えて間違いありません。
糖質制限を経験された方はその期間を経て食べ物に敏感になっていると思いますので、ぜひその経験を活かして常日頃から食事に気をつけてカラダを維持していきましょう。