コミュニケーションを学ぶということ

コミュニケーションを学ぶということ

コミュニケーションを学ぶということ

どうも、あけひらです。

 

私は人と会話をすることが非常に苦手な人間でした。
当たり前ですが使わない能力はどんどんと退化していきます。
話さない時間の増加に比例して、どんどん人と話せなくなるという負のスパイラルに陥ることになります。

 

30歳前半までの私もそうでした。

 

そういった性格を変えたいと思ってコミュニケーションスクールへ通っていた時期があります。
そこでは話し方の練習が中心になります。
私の通っていたスクールでは、ノウハウ編と実践編に分けてトレーニングをしていました。
知識として学んだことを実践するといった流れですぐにアウトプットするので定着率はよかったです。
ここではコミュニケーションスクールで私が経験して学んだメリット・デメリットを記事にしてまとめてみたいと思います。

 

どういったノウハウが学べたのか

ノウハウとして学んだことは、
論理的に体系立てて話すコツ
人を魅了するような会話の構成
相手の話の聞き方(傾聴)
自己紹介
雑談のコツ
などです。

 

聞けば当たり前の内容ですよね。
書店に行けばそれこそ似たような内容の本は山ほどあります。
知識を得るだけであればわざわざお金を払ってスクールに通う必要もないと今でも思っています。

 

書店には現実を一瞬で変えられるような魔法のノウハウといった雰囲気のタイトル本が陳列していますが、読んだだけで現実を一瞬で変えるほど効果のある本はありません。
読んでいる最中に学びがあったとしてもその瞬間だけできるようになった気になるだけです。
そしてそれはスクールも同様です。

 

どのような実践をするのか

ノウハウで基本的な話し方を学んだあとはいよいよ話すトレーニングです。
これも特別なことは全くしません。

 

初対面同士で二人1組、または四人1組になり、一人一人が順番に5分-10分程度一方的に話すだけです。
ポイントはノウハウで学んだことを意識するだけです。
これだけ聞くとトレーニングなんて言うほど大げさなことはやってない印象がありますよね。
そう感じる人にはスクール不要です。

 

ただ、私のような内向的な人間からしてしてみれば、初対面の人を相手にして自分で話題を考え、一方的に話し続けるというのはかなり精神的な負荷が高いです。場合によってはその場にいる全員の前でプレゼンテーションのトレーニングなどもあり、それは正直拷問に近いものでした。

 

ただ、こういった経験をすることで人前で発言することに慣れ、自分の言いたいことが言えるようになってきます。
自分にストレッチをかけることでしか成長は得られないので、日常生活で負荷をかける場面がない場合にはスクールを活用しても良いと思います。

 

コミュニケーションスクールのメリット・デメリット

メリットは強制的に話をせざるを得ない環境に身を置くことで、そこに行けば必然的に話し方を鍛えることができることです。

 

デメリットはやはりある程度の大きなお金がかかると言うことです。平均して一般的な私立大学の一年分の授業料程度はかかったと記憶しています。
そして肝心のスクールでも何か特別なことをしているわけではありません。
当たり前のことを淡々とこなすだけです。

 

これは高額なパーソナルトレーニングジムにも近いものがありますが、短期間での減量といっても特別なことはしていません。結局は食事と運動に気をつけるだけです。
当たり前ですが、基礎代謝以下に摂取カロリーを減らせば簡単に痩せます。

 

だれでも知っていると思います。
でもひとりではなかなかダイエットは続かないし理想のカラダになれない。
この二つの共通点はなんでしょうか。

 

最初にある程度大きなお金が必要になるということです。大金を払ったことで自分を追い込む効果があるということです。
これがスクール利用する最たる理由だと思います。

 

結局は意識することと継続することが大切

私はパーソナルトレーニングジムもコミュニケーションスクールも両方を経験していますが、結局はそのサービス環境の外でどれだけ頑張れるのかということです。

 

肉体改造も実際は食事が9割です。
週2,3回ジムに通ったところで普段の食事をきっちり管理できなければなりたいカラダは手に入りません。ジムにいる時間以外が重要ということです。
コニュニケーションスクールも同様です。
スクールにいるほんの数時間だけ練習したところで、それ以外で人と話さなければなかなか成長するのは難しいと思います。

 

スクールで学んだことを日常的に意識して自分から積極的にコミュニケーションをとっていくことが大切です。
そしてそれを継続してみてください。

 

タネを蒔いても継続できなければせっかく磨いた能力も萎えてしまいます。
日常生活で意識せずにできるようになるまでは負荷がかかると思いますが、ぜひルーティン化するまで踏ん張ってみてください。欲しかった現実は必ず手に入ります。